経鼻内視鏡とは？
カメラの付いた細くて軟らかい胃内視鏡を鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を調べる検査です。
口から挿入する内視鏡と違い、のどの奥にある舌のつけ根に触れないため、吐き気をほとんど感じません。
体にかかる負担も少なく、また検査中の会話も可能です。
検査後はすぐ日常生活に戻れます。
気持ちを楽にして検査を受けてください。
経鼻内視鏡の特徴
負担が少ない
内視鏡は鼻にスムーズに挿入できる約5mmの細さ。従来の内視鏡と比べて、大幅な細径化を実現しました。
嘔吐がおきにくい
内視鏡が舌のつけ根を通らないので、吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。
会話ができる
検査中も会話が可能なため、質問したいときには、自由に医者とお話できます。
検査の流れ
- STEP-1問診
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はじめに、検査を受けることが可能かを問診にて調べていきます。
質問は以下の通りです。- 薬のアレルギーはありますか？
- 鼻が悪いという医師の診断をされたことがありますか？
- 鼻血はよく出ますか？
- 血が止まりにくいですか？
- 肝臓が悪いといわれたことがありますか？
- 血液をサラサラにする薬を服用中ですか？
- STEP-2準備
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鼻の通りをよくするお薬をスプレーします。
ゼリー状の麻酔薬を鼻の内部からのどにかけて塗ります。 - STEP-3検査開始
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鼻から内視鏡を通していきます。
この時、違和感はあるものの、鼻からの通り道 ( 中鼻道など ) に
痛みを感じることはほとんどありません。食道、胃、十二指腸の順に観察していきます。
モニターを見て、自分の目でもその様子を確かめることができます。
口は自由になっていますから、先生に質問もできます。
- STEP-4検査が終わったら…
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眠くなる麻酔は使わないので、すぐに帰れます。
約３０分～６０分で水も飲めますし、食事もできます。
原則、注射を行わないので、運転もできます。